-トイレ編- リノベーションを考えた物件選び
中古物件を購入してリノベーションを考える時、重要なのが物件選び。なんとなく物件を選ぶと、「理想の間取りが叶わなかった・選びたかった住宅設備がつけれない」なんてことも。そんなことにならないために予備知識が必要です。今回はマンションリノベーションのトイレの選び方について紹介します。
トイレの基礎知識
物件選びの前にトイレの種類について解説します。
トイレ タンク付き
普及率の高い一般的なトイレです。便座の後ろ側にタンクがついており水をためて使用します。ためた水を使用して流水するので水道の水圧に左右されません。タンクの水がたまる前に流水すると使用できないので連続で使えないというデメリットがあります。ただし、停電時や断水時に水道から水が出ない場合も、浴槽にためておいた水などをタンクに入れることで使用が可能です。
タンクレストイレ
1990年代から登場したトイレです。メリットとデメリットを紹介します。
スペース広々-メリット1-
タンクありと比べタンク分の約10㎝の奥行きをカットすることで、スペースを確保することができます。また、タンクがない分圧迫感を感じずすっきりとした印象がより広さを感じさせてくれます
掃除がしやすい-メリット2-
タンクがない分、タンクの掃除が不要になるだけでなく、従来のタンク付きのといれよりも凹凸が少なく汚れがたまりにくいデザインになっています。ですのでサッとひと拭きするだけでお掃除が完了します。
水を連続で流せる-メリット3-
タンクに水をためて流すタンク付きトイレとは違い、水道直結式のタンクレストイレは連続で水を流すことが可能です。忙しい朝水がたまるのを待たずに流せるのはいいですよね。
便座交換ができない-デメリット1-
タンクレストイレは、凹凸を少なくするために温水洗浄便座一体型です。ですので、ウォシュレットが壊れた、便座がわれた場合、便座だけ購入して交換することができません。メーカーメンテナンスが必要となります。
手洗いがついていない-デメリット2-
タンクがない分、トイレ事態に手洗いがついていません。別途独立の手洗い器を付ける必要があります。
停電時の排水が不便-デメリット3-
タンク付きトイレと違い転電の際に、通常通り水を流そうとしても流すことができません。便器側面についているレバーを引くか、直接水を入れて流す必要が出てきます。
水圧に注意-デメリット4-
タンクレストイレは水道著直結しています。ですので、水道の水圧が弱いと水が流れないなんてことも。2階以上でトイレを取り付ける場合は注意が必要です。もし、リノベーションで取り付けたい場合は業者に水圧の点検をしてもらいましょう。
マンションのトイレは位置変更ができない!?
戸建てと違いマンションの場合は位置変更ができません。リノベーション物件を選ぶ際には注意しましょう。これは共用部である排水管との関係です。マンションの汚水用排水管は縦配管が基本です。共用部分は個人のリノベーションではいじることができないので位置変更ができない理由となります。
マンションの多くのトイレは壁排水となっています。
共用部の竪配管とトイレをつなぐ配管の勾配が取れれば流すことができるのですが、十分な排水を確保するのは難しくなりますので位置変更はできないものと考えましょう。
共用部って?と思っている方は専有部分?共用部分?物件の部位ごとに解説で解説しています。
間取りから考える
トイレは臭いがこもりやすい場所ですよね。換気扇はついているけど、窓を開けて換気したいという方は、事前に窓があるか確認しなければなりません。マンションの外壁は共用部になりますので新たにサッシを取り付けるのも難しくなります。ですので、事前に窓はあるかを確認する必要があります。インターネットで物件を探しているという方は図面で確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?トイレに焦点をあってて物件探しの注意点を紹介しました。大規模なリノベーションを考えている方は、トイレなど動かせないものの位置によってプランが変わるので、物件探しと並行して間取りやインテリアのプランニングが必要になります。何社も回る手間を省きたいとお考えの方365リノベに相談してみませんか?
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