80~100㎡台はもう難しいのか?
皆さんこんにちは!武蔵野市中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオの高橋です。
今回は、23区マンションの平均専有面積と平均価格の推移から、今後の見通しを読み取りたいと思います。
結論から申し上げますと、平均専有面積が縮小しているにも関わらず、㎡単価は上昇しており、「面積は削りようのない水準まで来ているのに、価格だけが高騰し続けている」状況です。
データで見ますと、江東区(豊洲・有明・清澄白河ほか)と港区(青山・麻布・白金台ほか)を比較した場合、以下のような結果となりました。
・江東区:2LDKは50㎡台、3LDKは70㎡台に固定化
・港区:3LDKは120㎡→80㎡台、2LDKも最終的に70㎡前後で収束
いわゆる2000年代のゆとり規格は過去のものとなり、立地と資産性を優先した結果、面積は徹底的に削られたと言えます。
そのため、現在の現実的基準としては、3LDKなら70㎡前後・2LDKなら55~65㎡となっております。
今の東京では、立地を取るか、面積を取るかの二択になってきていると言わざるを得ない状況です。
弊社では、中古物件+リノベーションのご提案が可能ですので、もちろん立地や面積も大事ではありますが、その先の暮らしまでを考えた物件選びを一緒にできればと思います。
皆さんのご相談・ご来店お待ちしております!
