中古物件の法律関係⑨
お家探しお役立ち情報
2025年10月30日
武蔵野市 中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオの本間です。
今回も中古物件の探しをするうえで、知っておいた方が良い法律関係の話をしていければと思います。今回も前回の続きで、契約不適合責任についてです。入居後、もし、瑕疵を見つけた場合、その瑕疵に対して手続きを行わなければ対応していただけない期間が存在します。契約不適合責任に適用される期間制限と時効の関係は、住宅等の引き渡しから10年で消滅します。その間に買主が契約不適合を知った場合は、1年以内に売主に通知し、契約不適合を知った時から5年以内に権利行使をしなくてはならないとされております。注意が必要なのは、通知する方法です。ただ単に口で伝えるだけではだめです。一般的には、内容証明郵便など証拠が残る形で行われます。証拠を残すことが大事なのです。中には、契約不適合免責という文言が契約上入ることもあるので、そちらも注意です。
物件購入前に、後悔したくないのであれば、ぜひ、ご相談ください!
