中古物件探しの法律関係④
2025年9月14日
武蔵野市 中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオの本間です。
今回も中古物件の探しをするうえで、知っておいた方が良い法律関係の話をしていければと思います。今回は、都市計画道路についてです。都市計画道路は、計画決定の段階と事業決定の段階があります。計画決定の段階であれば、移転や除却が容易な構造(木造、鉄骨造、コンクリートブロック造など)の建物であれば、都道府県知事(または指定都市の市長)の許可を得て建築できます。そのため、計画決定の段階で建築され、時間が経って事業決定となれば、都市計画道路上にある物件にそのままの状態で住むことはできません。そうなったときに中古物件を購入して、リノベーションをしたのに住めなくなるのはお気持ち的に嫌だと思います。都市計画道路に関しては、駄々こねたから許されるわけではなく、最終的には強制的に進める力を国や都は持っております。物件購入前に、公開したくないのであれば、ぜひ、ご相談ください!