地盤改良って何？

皆さんこんにちは！吉祥寺スタジオの本間です。

今回も耐震性についてお話ししたいと思います。前回、地盤の固さについてお話ししたのですが、地盤が良くないところはどのようにしておうちを建てているのかをお話しいたします。大きく分けて、2種類の改良があるので、説明いたします。

建物を沈下させないために、地盤調査で軟弱な地盤だと判明した場合は、「地盤改良」という対策を行ないます。
代表的なものに「表層改良」と「柱状改良」があります。

〇表層改良
軟弱地盤が地面から２メートル程度の場合に用いられる工法。弱い部分の土を掘り返し、セメント系材料と混ぜ合わせ押し固めることで補強します。

〇柱状改良
軟弱地盤が地面から２～８メートル程度の場合に用いられる工法。弱い部分の土を柱状に掘り返し、土とセメント系材料を混ぜ合わせたコンクリートや砕石の柱を強い地盤まで届くようにつくり補強します。

地盤が弱い、田んぼなどは、主に柱状改良を行います。実際にどのメーカーさんがどのような地盤改良をしているのか気になった方は、是非ご相談ください。