壁のリノベーション
こんにちは!365リノベ吉祥寺スタジオの斉藤です!
さて本日は、「漆喰壁」についてです。
初めに、漆喰とは石灰を由来とした壁材のことです。
漆喰壁は特徴として、①ホコリやゴミが付きにくい②耐久性が高い③調湿効果がある④シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを分解する。などがあります。
① 漆喰は静電気を発生しないため、ホコリが壁に付きにくくなっています。また壁が汚れたりはがれたりした場合は、上から漆喰を塗ると元の状態のようになるため、メンテナンスがしやすいとされています。
②長時間経過しても劣化しづらいのが漆喰の特徴のひとつです。耐久年数は100年ともいわれているため、しっかりとメンテナンスを行えばきれいな状態を長時間保つことが可能です。
③漆喰には細かな穴が開いており、湿気をコントロールしています。湿度の高い梅雨時期には湿気を吸い取り、湿度の低い冬時期には湿気を放出するためビニールクロスと比べると調湿効果に優れているといわれています。
④シックハウス症候群とは、建材などから発生する化学物質やカビ・ダニ等の細菌が原因となりうる室内空気汚染による健康影響のことです。また漆喰はシックハウス症候群の原因物質を分解するため、アレルギー体質の方・小さなお子様がいる家庭は漆喰壁だと特におすすめです。また漆喰には消臭効果もあり、体臭や生ごみ、排水溝などの酸性の生活臭に特に効果を発揮します。他にペット臭にも効果があるとされています。
一方で万能な漆喰ですが、養生をしてから下塗りと仕上げ塗りするため、ビニールクロスと比べると材料費だけでなく、たくさんの手間と時間を要します。
また、漆喰は汚れなどが目立ちやすく、水をはじかないため、コーヒーなどをこぼしてしまうと掃除が大変です。ビニールクロスとは違い汚れを拭き取ることは難しいため、削るか塗り足すかなどの対策が必要でしょう。
お伝えさせていただいたように、メリット・デメリットを踏まえて、
お客様お一人お一人に合わせたご提案をさせていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
ご相談お待ちしております。