構造の違い
お家探しお役立ち情報
2023年8月20日
皆さんこんにちは!吉祥寺スタジオの本間です。
今回は、構造について説明させていただきます。
免振構造は、地震の揺れを受け流す
建物と基礎との間に免震装置を設置し、地盤と切り離すことで建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。
制振構造は、地震の揺れを吸収する
建物内部に錘(オモリ)やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造です。
耐震構造は、地震の揺れに耐える
現在の大半の住宅で採用されている耐震工法は、地震に対しては「建築物が倒壊せず、住人が避難できること」を前提に建物の強度で、揺れに耐える構造です。
免振構造は、地表面の揺れが直接伝わらないため、建物は地面より小さな揺れとなります。耐震構造は、階数を重ねるにつれて揺れも大きくなります。もちろん揺れを小さくできる免震構造が一番良いように見えますが、費用が高くなります。耐震構造は、免震構造に比べて、揺れやすいですが、費用が抑えられます。予算内の中で、どの構造が合っているのか考えるのも良いかと思います。