地盤の固いエリアを選ぼう！

皆さんこんにちは！吉祥寺スタジオの本間です。

今回も耐震性についてお話ししたいと思います。物件探しの中で、耐震性を気にするという方は非常に多いです。その耐震性の基礎になっているのが、どこに建っているのかということが大きなポイントになってくるのだと思います。

そもそも、地盤の固さってどうやって調べると思いますか。結論、地盤調査をすることが多いです。建物を建てる前に地盤の性質を把握し、その地盤がどれくらいの重さに耐えられるかを表す「地耐力」を調べるものです。地耐力は数値が大きいほど、抵抗力のある固い地盤であることを表します。
これから家を建てる敷地が地耐力の低い軟弱な地盤だった場合、そのまま建物を建てるといずれ沈下してしまいます。「地盤沈下」や「不動沈下」と言われるものです。これが起こると、床の傾きやドア、窓が開かないなど、暮らしに直接影響する被害をもたらします。
建物を沈下させないために、地盤調査で軟弱な地盤だと判明した場合は、「地盤改良」という対策を行ないます。
代表的なものに「表層改良」と「柱状改良」があります。

次回はこの「表層改良」と「柱状改良」についてお話いたします。