壁芯?内法?
みなさんこんにちは!
武蔵野市 中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオの高橋です。
突然ですが、新築マンション購入のために内覧へ行った際、パンフレットや広告に記載されている広さよりも「せまい」と感じたことはありませんか?
その理由は、マンションのお部屋の面積を表す基準が2つ(壁芯、内法)あるからなんです!
そこで今回は、「壁芯」と「内法」の違いについて説明したいと思います。
「壁芯」(へきしん・かべしん)面積とは、壁や柱の中心を基準として算出する床面積のことで、実際に使用できる面積より大きく表記されている(壁の厚みや柱部分の面積が含まれるため)のが特徴です。
一方で「内法」(うちのり)面積は、壁の内側を測っているため、「居住者が実際に使用できる部分の面積」であり、実用的な面積と言えます。
ではなぜ、新築マンションのパンフレットは壁芯面積を使用しているのでしょうか?それには、物件が完成しないと内法面積を測れないという理由があり、マンション販売時のほとんどは建築中のため、壁芯面積を使用しているということなんです。なお、中古物件の面積表示は壁芯でも内法でもどちらも使え、法的な規制もないので、見た目の数字の大きい壁芯面積がパンフレットで使われることが多いです。
以上のような違いがありますので、希望物件を見つけた際は、書類上の面積だけで判断せず、実際に足を運んで広さを確認するのが安心ですね!