安すぎる場合は要注意?マンションの修繕積立金とは
皆さんこんにちは!
武蔵野市 中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオ 高橋です。
今回はマンションを購入する場合、毎月かかるお金である「修繕積立金」についてご説明します。
修繕積立金とは、十数年に一度実施される大規模修繕工事の費用に充てるために、住民でつくる管理組合が毎月集める修繕費のことを言います。
多くのマンションの場合、当初安く設定し段階的に増やす方式を取りますが、売りやすくするために修繕積立金を極端に低く設定しているケースもあるため、注意が必要です。
なお、国土交通省の調査によれば、当初額からの最終的な増額幅は平均すると約3.6倍で、中には10倍を超えるケースもあるそうです。実際、合意ができず、積立金が不足するケースが相次いでおり、2018年の統計ではマンション全体の約34.8%で不足している状態です。また、月々の増額には管理組合の総会での決議が必要であり、増額幅が大きいと合意が難しくなってしまいます。
今後、中古マンション購入を検討される場合には、物件価格のみならず、現在の「修繕積立金」の額や今後の長期修繕計画にも注目し、トータルでの費用負担を考えておくことが必要と言えます!
物件探しやリノベーションのみならず、長期的な資金計画についてもご相談を承ります。
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