床工事について
皆さんこんにちは!武蔵野市中古住宅リノベーションの365リノベ吉祥寺スタジオの小林です。
今回はとある現場でのことを書きたいと思います。
お家の床の作り方について種類があることは皆さんご存じでしょうか。
戸建住宅では、昔ながらの根太組工法とネタレス工法という二つの工法が大きく分けて存在しています。
リノベーションをする中で知識としては知っていたけれども、実際に現場でお目にかかるのは初めてのネタレス工法でした。
根太組工法は大引・根太という材料を格子状に組むことから床下の高さを確保し、通気性に優れているといわれ、構造試験的にも耐震性は高い結果が挙げられます。
ネタレス工法は大引に24㎜の合板を施工することが一般的でさらに強度ますために、追加で構造用合板を施工する剛床という工法もあります。こちらは床下に木材を2重に組む必要がないため、工期短縮のメリットがあり、新築では採用されることも増えてきているようです。
リフォームを専門で行っていますが、日々新しい工法の現場に出会えると、また、自分の経験値が増えていくようで楽しみです。