2023.03.12

暮らしにあわせた家をつくる

こんにちは。リノベ女子のサトーです。
先日、友人に誘われ、某アイドルグループのあるグループのライブに行ってきました!
アイドルに興味がものすごーくあるわけではないのですが、ものすごーく沼る人が多いので、気にはなっており、人生に一度はライブに行ってみたいと思っていました。
他力本願ではありますが、今回人生初の体験ができました!
アイドルは、自分の見せ方を知っているようで、まんまと大好きになってしまいました。笑
さて、今回は前回の大谷真史のリノベコラムの後半をお送りいたします。

暮らしにあわせた家をつくる

「オハヨ。」
我が家にはインコが2羽いる。
アパート暮らしの頃から一緒にいた家族だ。

自分たちの部屋や生活を決めたように、小さい家族の生活も考える。
まずは居場所、鳥カゴはダイニングの出窓に置くことに決めた。出窓は南側に面していて、庭があるから通行人の気配もない。道路もないから車に怯えることもないし、高さがあるから野良猫に警戒することもないだろう。明るく静かなこの一等地で、外を眺めたり、太陽の光をたくさん浴びて快適に過ごしてもらおう。

すぐ隣にはダイニングテーブルを置いて、一緒に朝ごはんを食べるのだ。昼間はコーヒーを飲みながら、ぼーっと鳥たちを眺めているだろう。窓から入る光や風が、きっと心地良いに違いない。
次の春がきたら、庭に大きな木を植えよう。窓から切り取った景色も、手を加えたくなってくる。実のなる木にしたら、野鳥が遊びにやってくるかもしれない。この地域に住んでいる鳥はなんだろう。
家の中だけでなく、外も、周りの環境も、どんどん興味が広がっていく。

間取りと一緒に、身の回りのインテリアも選んでいく。 ダイニングテーブルは食事以外に、きっと鳥たちの遊び場になるだろう。なんだかリビングよりも長く居る気がする。椅子はレザーか、ファブリック生地の方が疲れなさそうだ。 テーブルは滑りにくい木製のもので、メンテナンスできるものが良い。きっと汚れるし傷つくだろう。定期的にワックスを塗って、愛着を持って使えるものにしよう。
そして最後に、室内の素材を選ぶ。躾された猫とは違い、鳥はトイレに縛られない。床は掃除がしやすいものが良い。
裸足でいるのが好きだから、なるべく肌触りの良いものにししたい。鳥もトテトテと床を歩くのが好きだから、滑りにくさも重要だ。
見た目だけでなく、自分たちの暮らしにあったものを考えていく。

材質が決まったら、いよいよ色を決める。
好きな色を選ぶのではなく、好きな色を身に付けた自分たち。これに合う色を選んでいく。家が主役ではなく、そこに住まう自分たちこそが主役だからだ。
好きな色は小物で選ぶと良い。その時の気分に合わせて、簡単に模様替えができる。家づくりは順番がとにかく大事。
家にあわせた暮らしではなく、暮らしにあわせた家をつくっていく。
理想の暮らしを考えて、自分たちの将来を想像してみる。
生活する動き、暮らしの中のインテリア、最後に見た目。これを守れば、きっと満足いく暮らしができる。

新しい暮らしは始まったばかりだけど、理想通りの毎日を送れている。
これからも変わっていく暮らしに合わせて、カスタマイズしながらアップデートしていこうと思う。

定年近くなったら、柴犬を飼う予定だ。またライフスタイルが変わるだろう。
数十年後、またリノベをする日が今から待ち遠しい。
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