リノベーションの始めかた。

リノベーション 2020年4月16日

「リノベーションしたおうちに住みたい」。

雑誌やテレビを見て、結婚や転勤などで環境が変わって、憧れの生活を叶えたい！そう思ったとき、どのように行動すればよいのでしょうか。
インターネットで「リノベーション　進め方」と検索してみても、ヒットするのは“リノベーションって何？”という解説と、相談をするところからがほとんど。

もちろん相談することで、プロのアドバイザーから様々な情報を得ることができ、納得すればリノベーションを進めていくこともできます。

しかし、自分なりに情報収集してから相談したいという方も少なくはないのではないでしょうか？

この記事ではリノベーションに役立つ事前準備・情報収集の仕方をご紹介していきます！

まずは価値観をすり合わせよう

「リノベーションするぞ！」と覚悟を決めたら、まずは家族内での価値観のすり合わせから始めてください。ご家族でここは譲れないというポイントを洗い出しましょう。

物件購入からのリノベーションを考えているのであれば、建物の条件について。「景色のよい高層階」や、「近くには一休みできるお店が欲しい」、「スーパー、駅は徒歩10分以内にほしい」などエリアの条件などを出していきましょう。

リノベーションからであれば、「日頃は家にいることが多いから、内装にこだわりたい」とか、「友達を呼ぶことが多いからLDKは広めに」など。

どんなライフスタイルを送りたいか考えると、こういった条件は外せないといったポイントがいくつか出てくるかと思います。あまり条件が多すぎると、現実的に難しくなっていくのでほどほどに。住みたいエリアやリノベーションにどこまでこだわるかといったイメージができるかと思います。

このイメージを踏まえ、どの町に住みたいかや相場観、いくらくらいリノベーションに費やせるかなど情報を集めていきましょう。

細かいお金のことは相談してから

「お家を買う」…このことについて考えたとき、付きまとうのがお金の問題。本当にお家を買えるのか、リノベーションできるのか不安になりますよね。

でも、リノベーションにかかわるお金は不透明なことばかり。リノベーションにかかる費用には以下のようなものが挙げられます。

リノベーションにかかる費用の名称例

物件価格
物件購入諸経費（印紙税、登録税、固定資産税、仲介手数料、不動産取得税、…）
リノベーション費用
リノベーション諸経費
ローン諸経費（融資保証料、ローン保証料、斡旋手数料、火災保険料、地震保険料、…）

上記に記載しているものは例で、実際には内容や、お願いする業者によって、かかるものとかからないもの、ほかにも必要なものが出てきます。

これを見たうえで、それぞれの費用についてですが、わからないなというものが多いかと思います。インターネットを利用して「ローン　諸経費」などと検索をすれば、〇％～〇％のような目安は出てきますが、あくまで目安。
リノベーションの費用については、プランによって金額が変わるので、そもそも算出ができないという状態になってしまいます。

なので細かい費用に関しての情報収集は後回しでもOK。費用に関しては、月々はこれくらい、総額はこれくらいというざっくりとした目安で押さえておくことをお勧めします。

もちろん、実際に相談してびっくりしないように、どのような項目で費用が発生しておくかは押さえておいてもよいでしょう。「物件購入　手数料」や「ローン　諸経費」などと検索すれば、親切に教えてくれるサイトがヒットするはずです。当サイトでも、リノベーションにかかる費用を紹介した記事をいくつか紹介しておりますので、ご覧ください。

ちなみに、365リノベならリノベーションする物件の㎡数からリノベ費用をシミュレーションできます。※マンションはこちらから。※戸建てはこちらから。

どうしても費用が知りたいという方は参考にしてみてください。

補足:相談時はお金のことから話し合いましょう。いいプランができて、物件も決まったのにお金が足りない…とがっかりしてしまわないように。いきなりで答えにくいかもしれませんが、信頼できる担当者を見つけ、腹を割ってお話しすることが重要です。